2019年2月14日 日記:富の再分配の施策について考える

日記
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格差の拡大が避けられない理由

以下の記事にも書きましたが、これからの社会は経済的な格差がどんどん広がっていくと、考えられます。


将来的には、食料の供給量が人口を上回って、人間は働かなくても生活できるようになると考えていますが、自分たちの世代でそこまで到達できるとまでは楽観視していません。

さて、英雄ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったとか言わないとか。
転じて歴史上を見てみると、過去このような絶対的な格差は存在していました。

産業革命から第一次世界大戦にかけてです。
この時、資本家層と一介の労働者との間には、絶対的な格差が生じました。
その格差がいったん是正された後、再度格差が拡大しているのが現在の状況です。

過去に対処できたのであれば、再度その施策を取れば、格差は縮小するはずですね。
その頃に、いったい何が有ったでしょうか。

そうですね、戦争です。 第2次世界大戦です。
この戦争によって、資本家は「富」を、貧困層は「命」を失いました。
資本が物理的に破壊しつくされ、財閥も外圧で分断されたおかげで、経済的な格差は一度リセットされ、
日本は、一億総中流社会となりました。

さて、前回は格差が拡大しすぎて溜まりに溜まった歪みは「戦争」という形で、解消されましたが、今回はその解決策は難しそうです。

今は兵器が凶悪になり過ぎている時代です。
かの、アインシュタイン大先生は仰られました。

「第三次世界大戦がどのように行われるかは私にはわからない。
だが、第四次世界大戦が起こるとすれば、その時に人類が用いる武器は石とこん棒だろう」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BA%88%E8%A8%80

つまり、今回起こっている格差の歪みに対して、是正が働きにくくなっていると言うことです。
また、仮にも文明社会なのですから、そろそろ戦争以外の解決策も人類は持って良いころだと思います。

格差の是正案…、結婚システムの破壊!?

さて、格差の拡大を考えるに当たって、相続税を考えないわけには行きません。
と言うより、今の資本主義社会において、
格差拡大に影響を与えられうるマトモな税金は、相続税くらいしかありません。

直接的に資本に課税する資本税という案もあり、導入できるならそれに越したことは有りませんが、国の法律は資本家が動かすものなので導入は難しいでしょう。

さてそもそも、子供を育てるのには非常にお金がかかります。
そして、今の社会が求めている人材は、労働力としてではなく、物事の管理ができるよく教育された人材です。この教育にも非常にお金がかかります。

そこから考えると、
「富裕層こそが子供をたくさん作り、貧困層は子供の数を少なくする」という考えが、
経済的には理にかなっているように見えます。

が、どうも世の中はそんなに単純ではないようで。
ある研究によると、所得と子供の数には次のような相関があるようなのです。

  • 所得「400万円 以下」
    • :ほとんどの世帯で、子供「0人」or「1人」
  • 所得「 400万円以上、1200万円以下 」
    • :所得の上昇に従い、子供の数は増える傾向有り(3人まで)
  • 所得「1200万円以上」
    • : 所得が増えると、むしろ子供の数が減る
  • 夫の収入が増えると、子供の数は増える傾向がある。
  • 妻の収入が増えると、子供の数は「一人」に収束していく傾向がある。
引用:「http://news.livedoor.com/article/detail/13945885/」より

ここから、へりおは現象を次のように読み解きました。

  • 年収が少ないと、子供を作る余裕がない。
  • 年収が多くても、一夫婦に対して、子供は3人まで。
  • 女性にとっては出産が一大事なので、女性側に子供を産む数を増やせというのは無茶である。
  • お金があっても、昔のように子沢山にならないのは、生き方の多様化によるものであろう。

やっぱり、人口減少は価値観の変化がメインですよ…麻生大臣。
富裕層でも子供の数が高止まりしてますもん。

さて、価値観の変化はどうにもならないので、
「子供を産みたいけど、経済的な理由で産めない女性」を産める環境にするのが、全体幸福の実現ではないかと考えます。

究極的に、結婚というシステムを取っ払ってしまうのが一番効果があるのではないでしょうか?

家庭という単位ではなく、金がある人がその範囲内で養える範囲まで子供を作り、家族を養えばいい。
すると「一夫多妻制」もしくは「一妻多夫制」のようなグループがいくつもできるでしょう。

そもそも、経済界で成功するような人は、「テストステロン」ホルモン多めの人が多いと思っているのですが、そういう人は性欲も強めだしマメな傾向もあるので、お相手が多くてもうまく回るのではないでしょうか。

また「一妻多夫制」 のグループの場合でも、子供の数は制限があるでしょうが、通常の夫婦を作る場合よりも、子供の数は増えると思われます。夫の方が育児に専念すればよいので。

今の価値観からの是非は置いて、
このようにすると、子孫の数が増える分、富裕層の資産は相続時に大分分散されます。
また、結婚相手を年収で見ている人たちも、幸せになれる人が増えるのではないでしょうか。

実現の目は無いにしても、資本の再分配の対策としては、
資本税導入よりは遥かにハードルが低いのではないかなぁ、とへりおは思うのでした。

バレンタインに考える内容ではないですね…。

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