【更新版】トラリピの「口座状況」を読めるようになろう

トラリピ
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トラリピの口座状況について

マネースクエア

自分の感覚ではトラリピで資産運用している方の結構な方が、トラリピの口座状況を「何となく」の理解で運用しているように思えています。

通常時はそれでも問題ないのですが、問題は相場が急変したときです。
トラリピのみならず、FXで一番気を付けなければいけないのはロスカットです。これが発生すると、そのFXの口座に入れている資産がほぼ無くなります。

ロスカットを防ぐには、リスクに対して十分な資産を口座に入れておくしかありません。
十分な口座状況の理解は、そのロスカットを防ぐ唯一にして最大の手段となります。

実は、口座情報の説明は、トラリピの公式サイトに説明があるのですが、ピンとこない人もいると思いますので、本記事は分かりやすさに主眼を置いて説明します。

なお、もっと正確な記述は、下記トラリピのサイトからご確認ください。

TOPページ | FX操作ガイド(ブラウザ版)

実は、一度下記のような記事を書いたのですが、トラリピのシステム変更の影響で、使えなくなってしまったため、内容を更新したものになります。

参考:古いトラリピのシステムの「口座状況」

口座状況の画面

証拠金維持率

「あなたの資産(トラリピ口座)」と、「現在、注文に必要な金額」との比率です。

方針大きければ良い
計算式 「時価残高 ÷ 証拠金必要額(内ポジション分) × 100」
備考旧名称:「維持率」(名称が変わっただけです)

維持率は最重要項目です。

これをどこまで高く保つかがロスカットを避けるカギです。
画像では達成できていませんが、最低でも常時500%以上にしておきたいところです。

相場の急変で時価残高が下がると、維持率も下がります。
この時、この値が一瞬でも100%を割ると、ロスカットが発動するので、常にそれを回避できるような資金を入れておきましょう。

なお、2019/1/3には、私の口座の維持率は1~2秒のうちに「400%→250%」まで落ちました。(最大瞬間ではもっと下がっていたかも)
くれぐれも余裕を持った運用を心がけてください。

実質レバレッジ

トラリピに預けた金額に対して、何倍相当のポジションを保有しているかということです。
より簡単に言えば、持ってるお金を、どれくらい使っているかの割合です。
なお、15倍が最大であり、ロスカットが発生する線でもあります。

方針大きい方が利益が出ます。
小さい方が安全です。(基本は小さくしておきましょう)
計算式
(全て同じです)
「 取引総代金 ÷ 時価残高 」
「(25×東京15時ロスカット)÷時価残高」
「2500÷維持率」
備考

トラリピはFXなので、レバレッジ取引です。
お金を預けたら、その金の15倍を運用することができます。
なのですが、15倍のお金をいつも投資に使っているわけでは無いので、
今どのくらいの倍率まで使っているか」を示す値になります。

これは維持率の逆数となりますので、
極論、維持率を見れていればそこまで気にする必要は無いです。

「この値が高いと効率よく資金を使えている」という見方もできなくはありませんが、
トラリピは基本的に放置なので、これを上げることを良しとするよりも、
これを下げて安全な運用とした方が良いと思います。
基本的に相場が荒れると「所有ポジション」が増えるために、この値も上がる傾向にあります。

有効証拠金

現在のポジション(外貨)を全て日本円に直して、残高とあわせて計算したものです。
今、トラリピのポジションをすべて決済して出金した際の金額目安となります。
口座の時価、純資産を表します。

方針 大きければ良い
計算式 「現金残高 + 口座反映前損益 + 評価損益」
備考旧名称:「時価残高」(名称が変わっただけです。)

最重要項目である「維持率」を変動させる原因です。

トラリピは、ポジションを買ったのち、それが売れるほど高くなるまでひたすら持ち続けるシステムです。
よって、高くなるまでの間は要するに安くなっているわけで、そういった変動を含めて、
いま、あなたの総資産はこのくらいの値段になりましたよ」と言うのを教えてくれるバロメーターとなります。

証拠金

システム上で表記がまとまっていますので、併せて説明します。
とは言っても、大まかには「総必要証拠金」を気にすればよいです。

総必要証拠金

設定したトラリピの注文に、証拠金がどれだけ必要か示します。

方針
計算式 「発注証拠金(注文分) + 必要証拠金(ポジション分)」

トラリピは外貨を買うシステムなので、「1ドルを100円で買いたい」場合には、
100円を証拠金として渡し、取引を行います。
この時必要なのが、「発注証拠金」です。注文として市場に並んでいるわけですね。
日本円として持っていますが、注文のために使っているので、引き出すことはできません。

また、実際に取引が終わったとして、あなたの手元には「1ドル」がある状態になります。
ただ、「1ドルと20ユーロと5ペソと6NAD」を持っている、などと言っても価値が分かりづらいので、全てを日本円に換算して「必要証拠金」として表示しています。
実際のところ、外貨で持っているので日本円として引き出すことはできません。
外貨の値段が下がる(想定の逆に行く)と、それを維持するために必要な日本円の値段が上がるので、これが増えます。
そのため、ここの値は何もしていないのに日々変わります。

このトラリピの運用上、最低必要な金額を合わせて、「総必要証拠金」となります。

預託証拠金

トラリピ口座に入れている、金額です。
トラリピの利益は、ここに入金されていきます。

方針大きければ良い
計算式 計算式はありません
備考旧名称:「現金残高」

現金残高は口座に入金されている金額です。トラリピがうまく動く状況では「 受渡前損益 」がどんどん入金されていくので、一方的に増えていきます。

但し、もしトラリピ口座から出金を行う場合は、「有効証拠金」を基準に考えた方が良いでしょう。

評価損益

システム上で表記がまとまっていますので、併せて説明します。
現在のポジション(外貨)を、仮に全て日本円に直しらどのくらい増減するか、を見たものです。

方針
(損が大きすぎるのは問題だが、トラリピを運用する限り発生するもの)
計算式計算式はありません

「ポジション」については、
その名の通りポジション(外貨)を全て日本円換算したときの現在の損益になります。
基本的に、プラスになったポジションは決済されて「受渡前損益」になるため、いつもマイナスです。
相場変動でレートが想定の逆に行くと、このマイナスがどんどん増えていきます。

「スワップ」については、ポジションを持つ限りスワップ金利が日々発生し、「入金・出金」が行われるのですが、その合算です。
こちらも決済されたポジションの分は反映されません。

これらを合計したものが、
「合計」欄に表示されています。

基本的にはマイナスなので、少ない方が良いですが、トラリピ運用に当たっては必ず発生するものなので、あまり気にしすぎてもしょうがありません。

受渡前損益

トラリピが儲けたお金で、まだ入金されていない分です。
額としては、およそ2~3日前までの儲けとなります。(土日は除く)

方針大きければ良い
計算式 計算式はありません

ここの額を見ながらニヤニヤされている方も多いと思います。
お金が働いてくれた結果です。もっともっとおおきくなぁれ!
なお、スワップ損益は、ここに表れてきません。

ちなみに、一度にこの金額がどこかで入金されてくるわけではありません。
また、通貨ペアによっても入金日数は異なります。

出金可能額

出金予約することが可能な金額です。

方針大きければ良い
計算式 計算式不明

トラリピの「預託証拠金」のうち、出金可能な額です

計算式は、大まかには
「有効証拠金-総必要証拠金」
となるはずですが、マネースクエアの方で何らかの遅延があるのか、完全一致しません。

ただ、トラリピはシステムを稼働させながら、証拠金を入れたり出したりするものでもないので、まあ、あまり使うことは無いのでは無いでしょうか。

ここで出金予約した金額は、次の出金予約額に移動します。

出金予約額

出金手続きをした場合に、いくら出金する予定か示した金額です。

方針
計算式計算式はありません

お金が足りなくなりましたか?
トラリピから出金をすると銀行への振込完了に2~3日かかります。
その際どのくらい、出金する予定かこれで分かる仕組みになっています。

発注可能額

現在の余裕の金額です。
転じて、追加の発注に使用できる金額となります。

方針大きければ良い
計算式 「 有効証拠金 - 総必要証拠金」

ロスカット対策としていつも大目に持っていたいものです。
時価残高が減ると、当然ながらつられて減ります。

マネースクエア

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