「どんなときもWifi」を無理やり有線化してみた

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以下の記事でも書きましたが、
どんなときもWifiには6台の同時接続制限があります。

これを無理やり取り払ってしまおうという記事です。

目的

はじめに、改めて目的を整理しておきます。

「有線化」と聞いて、
「ピコーン!レイテンシ軽減!!」やら、「よっしゃ!回線安定化!!」とか、「ミコ―ン!悪霊退散!」とか
思ってしまった人はお帰り下さい。(・・・いや、最後の人だけは平気かな…。)

今回の手順は、レイテンシをむしろ増やしますし、回線安定性は理論上は下がります。

ただし、今回の手順を踏むことで、「どんなときもWifi」を使って下記が実現できるようになります。

  • 有線機器の接続(NASNEなど)
  • 同時接続数6台以上の接続
  • 接続機器の電波強度の改善

有線化の仕組みについて

「どんなときもWifi」に機器をどんどん無線で接続していった場合、6台までは通常通り繋がりますが、7台目がどうしても繋がらないことになります。

これは、どんなときもWifiのルーターが、6台分までしか機器を覚えられない為です。

Nスイッチ君
Nスイッチ君

7台目のスイッチです。
Wifi下さい!

どんなときもWifi君
どんなときもWifi君

1、2、3・・・6。
え? 7って何? 1~6のどの数字が7に当たるの?

実際の性能は別にして、省電力性能やモバイルWifiとしての必要な性能の割り切りとしてこのような制限にしているのだと思われます。

さて、この制限ですがWifiの確立した接続で数えているはずです。
つまり、無線回線を束ねて、代表して「どんなときもWifi」に接続してくれる機器があればよいのです。

さて、そんな機能を求めてネットを巡回していたところ、こんな情報を入手しました。

つまり、無線ルーターの「子機モード」を使えばどんなときもWifiを一旦有線化できます。
すると、どんなときもWifiから見ると、「無線ルーター」からの接続1台しか見えない為、機器を「無線ルーター」に接続する上では、事実上「どんなときもWifi」の6台制限を回避できるわけです。

ただし、「子機モード」を使うだけですと、DHCPサーバーが立っておらず固定IPの運用しかできません。(機器によるとは思います。)
ネットワークに詳しい人なら良いですが、初心者はお手上げですし、詳しくても面倒くさいのは嫌です。

そこで、子機モードとして使うルーターをWAN側として、
もう一台無線ルーターを用意しましょう。
図で表すとこんな感じです。

左から「どんなときもWifi」「無線ルーター(子機モード)」、
「無線ルーター(ルーターモード)」「繋げる機器たち」

つまり、構成をまとめると、

  • どんなときもWifiの電波を無線ルーター①(子機モード)で受け、有線化する
  • ルーター①の有線を、無線ルーター②で受ける
  • 無線ルーター②はルーターモードで運用し、こちらのルーターに実際に使う機器を接続する(有線機器、無線機器どちらも可)
  • Enjoy!

へりおの構成

私は今回、環境構築に下記無線ルーターを使用し、
家庭用にLANを張り巡らせることに成功しました。

  • 無線ルーター①(子機モード):Aterm WG1200HP3
  • 無線ルーター②(ルーターモード):Aterm WG1200HS

無線ルーター①は、
必ず「子機モード」の機能があるものを使用してください。
そもそもの今回の話のキモである、どんなときもWifiの有線化が出来なければお話になりません。

心配でしたら、私が今回選んだ「Aterm 1200HP3」ならば必ずできます。

無線ルーター②は、
正直どんなものを使用しても構いません。「ルーターモード」が無い無線ルーターは存在しません。
私は、たまたま持っていた古いルーターが「Aterm1200HS」だったので、使用しているだけです。

無線ルーター①と同じ 「Aterm 1200HP3」 を2台用意しても同じことが出来ます。

スピードテスト

今回、無線ルーター②に有線で接続したデスクトップPCからスピードテストを実施しています。
結果は下記の通り、普通に使える程度の速度は出ています。

この家では、直接どんなときもWifiにつないだとしてもレイテンシが43ミリ秒だったので、意外なことにルーターを2個挟んでも、レイテンシに目に見える影響がなかったことになります。
有線が安定する、と言われるのはこの辺にゆえんがあるのでしょうね。

決して安くない無線ルーターを2台用意しないといけないので費用は掛かりますが、たくさんの機器を同時につなぐことが出来るので、日常運用のストレスがだいぶ軽減されました。

構成するときの注意点

無線ルーター①(子機モード)

  • 無線ルーター②(ルーターモード) との結線は、「LAN」と書かれた端子に接続してください。
  • 子機モードとしての設定方法は、下記を参照してください。
    http://www.aterm.jp/function/wf1200hp/guide/converter.html
    ※上記ページで「親機」と言っているものが、「どんなときもWifi」に相当します。
  • こちらの機器のWifiは、どんなときもWifiとだけ繋ぎます。
    5GHzは使わないので、止めてしまって構いません。
    むしろ止めた方が、電波の混信を防げます。

無線ルーター②(ルーターモード)

  • 無線ルーター①との結線は、こちらは「WAN」と書かれた端子に挿して下さい。
  • こちらのLAN端子には、実際に使いたい機器を挿して下さい。
  • 家に固定して使いたい機器は、こちらのルーターに接続してください。
    持ち歩く可能性のある機器は、どんなときもWifiに直接つないでおくと便利です。
  • もし全ての機器が5GHzに対応しているのであれば、こちらの「2.4GHz」の電波停止することで、無線ルーター①とどんなときもWifiの通信が早くなることが期待できます。

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