NAS「Drobo 5N2」レビュー

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はじめに

最近、餃子のたれにゆかりを散らすと美味しいことに気が付きました。
へりおです。

私は結構パソコンを初期化するタイプの人間です。
これまでずっと自作デスクトップを使用してきましたが、なぜか私のパソコンは調子を崩しやすく、
1年に1回程度再インストールを行ってきているような気がします。

Windows10になってからはかなり安定して動いてくれているので、最近は初期化をちょっとさぼり気味なのですが、
初期化をよく行う人は、データを基本的にDドライブに入れて、初期化前の環境を迅速に復旧する体制を整えているものです。

私もDドライブにデータやらツールやら入れていたのですが、ある時「データを保存するのが目的なら、NASの方が安全じゃね?」と思い、それからずっとNAS(QNAP)を使ってきました。

今回、NASの調子が悪くなって事と、どんどん膨れ上がる物欲に押し流される形で、メンテナンスフリーNASの雄と名高い、Dorbo社のNASを買うことと相成ったわけです。

購入については満足していますが、お財布が軽い…。

「Drobo 5N2」のイイトコロ!

さて、この「Drobo」社のNASですが、私の物欲を刺激して購入を決意させるだけあって、潜在能力は非常に高いものを持っています。

個々の細かいセールスポイントは下記の公式サイトを見てもらうとして、
ここでは私を「Drobo 5N2」購入に追いやったキラー機能を紹介します!

Drobo 5N2|最先端のストレージシステム「Drobo(ドロボ)」|株式会社プリンストン
これまでの常識を覆す最先端のストレージシステム「Drobo(ドロボ)」公式サイトです。Drobo 5N2【PDR-5N2】の特徴・スペックをご紹介しています。

HDDの容量混在可! 「Beyond RAID」

通常、NASのデータ消失予防策と言えば、かの有名な「RAID」です。
堅実な人が好む「RAID1」、効率厨が好む「RAID5」、NASに対しては手段が目的化している「RAID0」などです。

私はどちらかと言うとデータ効率を重視したいので「RAID5」派なのですが、これらのRAIDには共通のある問題があります。
それは・・・

全てのHDDに対して、
「同じメーカー」、「同じ容量」、「同じ速度」である必要がある。
と言うことです!

これはめんどくさい!あとお財布に優しくない!
つまりハードディスク5台のNASであれば、HDD1台1万円としても、一度に5台分=5万円が掛かってくるというわけです。

どちらかと言うとHDDは、使わなくなったものが押し入れの中で勝手に増殖していくので、そういった「メーカー」「容量」「速度」がバラバラのHDDを有効活用したいものです。
そんなことが出来るのかって?

出来るんです!
そう、「Drobo」ならね。

私の使用状況

Droboには「Beyond RAID」と言う技術が搭載されており、メーカー、容量、速度が異なるHDDなんでも接続することが出来ます。

当然、ホットスワップ対応なので、NASの容量が少ないなと感じたら、容量の少ないHDDを1台引き抜いて、容量の大きなHDDに差し替えるだけで済みます。

普通のNASでは、管理画面から「RAID構築」等様々な作業をしなければなりませんが、「Drobo」では必要ありません。
新しく挿入したHDDは自動でフォーマットされ、自動でNASのRAIDに組み込まれます。
これが非常に楽なのです。

個人ユースでしたら、そういった「面倒な作業をすることが目的だ!」と言う方も多いとは思いますが、
NASの本来の目的から言えばデータ保護です。NASのHDDを差し替えるような場面は、データが危険に曝されているということですから、普通は簡単に対処できるに越したことはありません。

そんなNAS界のiPhoneとでも言うべきDroboの誘惑に、私は負けてしまったというわけです。

「Drobo 5N2」を試してみた!

さて、買ってしまったものは仕方ありません。
元を取るために使いつぶすことにします。

最初のセットアップは非常に簡単です。「Drobo5N2」の電源を入れ、起動が終わったらそのまま2台以上のHDDを差し込めばよいだけです。
特にねじ止めも不要です。

スタートアップに関しては、記事も多いし迷うことも無いと思いますので、この記事では日常の使用感について書いていきたいと思います。

Droboの管理について

Droboを使用するには、パソコンに「Drobo Dashboard」と言うソフトをインストールして、そちらから操作します。

start drobo 5n2 - Drobo
Drobo 5N2 Here you will find the current documentation, software and firmware for your Drobo 5N2. Documentation and Downloads for Drobo Products. View All Docum...

なかなかかっこよい画面で、満足度が高いです。
起動後ネットワークを確認して、自動でDroboを発見してくれます。

NASの容量を表示してみました。
現在、4台中2台のHDDが壊れても大丈夫な設定になっているので、使用容量が少なくなっています。

PCからの利用について

PCからの利用についても、「Drobo Dashboard」から作業を行います。
NASのルートにあるフォルダをPCのドライブとしてマウントできます。

もちろん、通常通りIPを指定してアクセスすることも可能です。

VドライブにNASの「Home」フォルダを割り当ててみました。
マイコンピュータでドライブレターが割り当たっています。

実は「ネットワークドライブの割り当て」機能はWindowsにも備わっておりDroboだけの専売特許ではありません。
しかし、次の2点でDroboの方が優れていると言えます。

  • NASのIPを固定する必要が無い(Drobo Dashboardが勝手に探し出してくれる)
  • 接続を確立するために、一度エクスプローラでアクセスする必要が無い。
    例)NASに音楽を入れていても、エクスプローラで一旦NAS内部にアクセスするまで、別ソフトからは音楽ファイルにアクセスできない。(ファイルが存在しませんなどと言われる)

ユーザーの管理

これも「Drobo Dashboard」を使います。
非常に強力で使いやすい機能となっています。

「NAS」のトップレベルにあるフォルダ毎に対して、ユーザー管理を行うことが出来ます。

与えられる権限は
「読み取り/書き込み」「読み取り」「権限なし」の3種類です。

個人レベルでは必要ありませんが、大人数で使用する場合には「読み取り」のみの権限があるのは便利かもしれません。

NASへ機能追加! Drobo Apps

Transmission アプリ

「Drobo 5N2」は、追加でAppsを導入することで、機能を追加することが出来ます。
今回は「Bit Torrent」機能を持つ「Transmission」アプリを導入してみました。

NASは基本的に常時ついている機器ですから、Bit torrentアプリと非常に相性が良いです。

操作はブラウザからするようです。

Droboには、様々なアプリがあり、機能拡張が出来ます。
ただ、「App」に限って言えば、以前使用していた「QNAP」の方が充実しているように感じました。

とは言っても、私は「Apps」自体をさほど使わないと思われるので、基本機能が充実している方が良いです。

そのほかにも、様々なアプリがあります。

結論:Drobo 5N2は基本機能が充実

極論、NASに求める機能は、みんなそんなに多くないと思います。

  • ファイルが保存出来ること
  • アクセス権限の設定がきちんとできる

これが出来ていれば、大体の人には十分でしょう。

他のNASは機能追加にこだわり、複雑になっている印象ですが、
Droboは基本機能の向上を愚直に推し進めているような印象です。

  • 容量の追加が簡単
  • HDDを1台だけ入れ替えられる
  • 入れ替え時に電源を切らなくても良い
  • RAID構成など、複雑なことを考える必要が無い

もしこういった質実剛健なNASを探しているのであれば、
少し高いですが「Drobo 5N2」は自信をもってオススメできるNASです。

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