MT4を始める前に私が知っておきたかったこと

MT4
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今回私はMT4を始めるに至ったわけですが、正直なところ初心者向けの情報が少なかったので「始めて見るまでよくわからなかった」という部分も多分にありました。

よって、始める前に疑問に思っていたがよくわからなかった疑問について、書き残しておこうと思います。

MT4を始めるには何が必要なの?

まず答えですが、

  • MT4を動かすパソコン(Windows)
  • MT4に対応している証券会社
  • 自動売買プログラム

これらを用意する必要があります。

MT4を動かすパソコン

これは普通にWindowsで動くPCがあれば、それで良いのです。

しかし、安易に考えてはいけません。このPCは自動売買を動かし続ける限り、延々と起動しっぱなしにしておかねばなりません。
大したことないと思うかもしれませんが真面目に考えていくと、結構これが難しい問題なのです。

まず1つには電気代。
1年間つけっぱなしにすると、大雑把に25000円くらいかかります。
PC本体の購入費用もかかります。

次に安定性です。
相場が大きく動いて大儲けしてるはず!と思ってPCを開いたらいつの間にかフリーズしていた。
このような状況は避けなければなりません

ルーターが壊れてインターネットに繋がらなくなるだけでも大変です。

安定性については、VPSサーバーを借りれば解決です。
そんなわけで、VPSサーバーの紹介ブログが乱立しているわけですね。
ただ、これからMT4を始めようという人間に対して、いきなりそんなことを言われても困ってしまうよ、というのが正直なところです。

もう少し、入門的なブログが増えても良いと思うのですが。

MT4に対応している証券会社

これはいわゆる普通の証券会社のことです。
MT4の自動売買は、実際には証券会社に注文を送るだけで、実際に売買をするのはその証券会社の口座です。

ですので、ここで売買手数料がバチクソ高い証券会社を選んでしまうと、いくらMT4の自動売買でも利益を出すのが難しくなってくるというわけです。

なおかつ、MT4からの命令を受け付けてくれる証券会社でなければなりません。
例えば、SBI証券は業界最大手でありながらFXのスプレッドも非常に狭いですが、MT4からの接続を受け付けないので、自動売買には使えません。

自動売買プログラム

MT4用の自動売買プログラムを用意する必要があります。
EA( Expert Advisor エキスパートアドバイザー )と呼ばれるものです。

このEAですが、プログラムによって挙動を書き換えることができるので、様々な動きをするEAがあります。
例えば、

  • 平均移動線の5日線と30日線で、ゴールデンクロスで買って、デッドクロスが出たら売るプログラム
  • 基準価格から、無限にナンピン買いをするプログラム
  • 毎月1回だけ基準日に購入をするだけで、あとは何もしないプログラム。

2番めはトラリピの動作(グリッドトレード)ですね。
プログラムなので、アルゴリズムにできる動作であれば、いくらでもすきな動作にできるわけです。 

ただ、個人的には詳しい人を除いて、このアルゴリズムは買ったほうが良いと思います。
大事なお金を扱うわけなので、自分の作ったプログラムのバグでお金が減ってしまったなどとなっては目も当てられません。

また、怪しい無料配布のEAなども試すべきではありません。
配布主が儲けるために、どんな仕掛けをしているか分かったものではないからです。

これまである程度の実績があり、ちゃんと長期に渡って利益を出し続けているEAが良いEAだと、個人的に思います。

具体的な運用イメージは?

MT4を検討するにしても、運用イメージがさっぱり沸かないよ!
という方も居ると思います。私がそうでした。

分かってしまえば非常に簡単ですが、リモートデスクトップ接続をイメージしてもらえば概ね正しいでです。

iPadでPCが操れる!? Chromeリモートデスクトップの設定
リモートデスクトップの使用イメージはこちらの動画が分かりやすいですね。MT4ではないですが。

上記動画ではノートパソコンを操作していますが、VPSを借りて運用する場合はそちらのPCにリモートデスクトップ接続します。

あとは接続したPCでMT4の自動売買を設定して放置しておけば、家にあるPCの電源を切ろうとどうしようと、勝手に自動売買を行ってくれます。

MT4でトラリピはできるの?

できます。
正確には、トラリピと同じ「グリッドトレード」という運用の仕方が出来ます。
MT4用に「グリッドトレード」ができる「EA」を用意すればよいのです。
(有名所では、「千刻」などでしょうか)

設定の仕方で、トラリピより高機能にも出来ます。

トラリピとMT4はどう違うの?

「グリッドトレード」という自動売買という意味で、取引内容としてはやっていることはほぼ同じです。
では何が違うのかという話ですね。

最初の章で、MT4を動かすために必要な3つのものについて書きました。
それぞれをトラリピの場合と比較してみると、このようになります。

トラリピ
(マネースクエア)
MT4
(自分で自動売買)
MT4を動かすパソコン安定自分で準備
電気代など必要
MT4に対応している証券会社不要
マネースクエアで準備
自分で選んで準備
自動売買プログラム安心良いものもあるし、
悪いものもある

うーん、圧倒的にトラリピが楽ですね。
グリッドトレードするだけであれば、トラリピのほうが圧倒的に安く・安心・快適に始めることが出来ます。

ではなんでMT4に手を出す理由があるのかといいますと、「スプレッド」に他なりません。
つまり、上の表で言うところの「証券会社」の部分ですね。

為替取引(FX)を扱っている証券会社で、同じUSD(米ドル)を売買しようとしたときに、買うときと売るときの値段が異なります。

例えば、100万円分ドルを買って、全部即座に売るとします。
この時、売買手数料がかからない証券会社であれば、100万円分戻ってくる…わけではありません。
トラリピの場合であれば、100万円に対してだいたい300円くらい目減りして返ってきます。

買うときの値段のレートと売るときの値段のレートが違うんですね。
このレートは基本的に利用者の不利になるような値段設定であり、証券会社はここで利益を出しています。この買うときと売るときの値段の差のことをスプレッドと言い、これが狭いほど優良な証券会社であるとも言えます。

話を戻しますが、トラリピはこのスプレッドが広いのが問題で、1回毎の利益がその分目減りしてしまうんですね。
ここを優良な証券会社を使うことで利益の水増しができるのでは無いかというのが、私がMT4を検討する理由です。

自宅のPCと、VPSどっちが良いの?

人によって考え方が異なる部分ではありますが、私は検討を重ねた結果、VPSのほうが良いという結論にたどり着きました。

まず、パソコンの安定性が問題です。
常時電源を入れっぱなしにしておくということは、通常のパソコン利用とは異なります。
お金を扱うシステムなので壊れてもらっては困るわけです。
また、ホコリが入って発火でもされて場合、日常使うPCであればすぐに気付けますが、放置するPCでは気づけるとは思えません。

そして、電気代です。
24時間パソコンをつけっぱなしにしておくと、3万円しないくらいの電気代がかかります。
自前でPCを用意しても、VPSとくらべて大して安いわけでは無いということです。
※因みに、日本のVPSの場合、1ヶ月2500円程度で借りることができます。

とは言っても、VPSも国内の業者であれば1年間使用するだけで30000円近くかかります。
私のしようとしているグリッドトレードはそんなに通信速度を必要としないため、あえて国内サーバーを使うまでもありません。
また、今回はMT4を私が使えるかどうかの実験的な意味合いもありますので、安いに越したことはありません。

そういうわけで、私は海外の「win-vps.com」というサイトを利用しています。
「Bronze1」プランが1年間で1万円程度なので、まあ悪くない選択であったと思っています。

複数の通貨で同時に自動売買できるの?

できます。

証券会社で扱っているペアに限りますが、これは比較的簡単です。

複数の証券会社で同時に自動売買できるの?

できます。

ただし、MT4を複数インストールして、証券会社の数だけ起動させる必要があります。
これをするのであれば、VPSで契約するサーバーをワンランク上げる必要があるかもしれません。

同一証券会社の同一の通貨ペアで、複数の自動売買を運用できるの?

出来ません。
・・・正確には設定はできるようです。

ただ、調べたところ正常に動作しないらしく、ポジションが混ざっておかしな挙動となりえるとのことです。
とくに試す価値があるとも思えません。

自動売買中に再起動しても大丈夫?

VPSのPCを再起動する場合についてですが、
「大丈夫な設定にできる」、という回答になります。

まず、再起動して復帰するかという話ですが、基本的に復帰できます。
EA側の対応も必要になりますが、有名所のEAでは問題ないでしょう。

ただし、再起動中は当然自動売買されませんので、その間に相場急変などがあると、対応できないということもありえます。
計画的に再起動するのであれば、証券会社の取引時間外に行うのが安全ですね。(日曜など)

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