「鏡の自分は左右逆」について、自分を納得させられる説明を思いついた

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納得しがたいこれまでの説明

鏡に映る自分の姿は左右逆である。
皆、小学校で習ったことと思います。

これについて、イマイチ左右逆に写ることが腑に落ちないという人は居ないでしょうか?
まあ、私なのですが。

いや、理屈は分かるんですよ。光の反射を考えればそうなることも分かる。
ただ、なんとなくスッキリしない。

「鏡が左右反対になって、上下が反対にならないのは何故?」と子供に問われたら、うまく説明できない感じと言いましょうか。

今回、それに対してある程度腹落ちする説明を思いついたので、書き残しておきます。

答え:鏡の写す景色は、元の景色の裏側だから

私がたどり着いた結論はこれです。

とは言え、何の前提もなくこれだけ聞いても、訳が分からないと思います。
これから解説していきます。

一般的な説明

説明を分かりやすくするために、景色ではなく自分の顔に、話を絞りましょう。
つまり、「鏡に映る自分の顔は、なぜ左右逆なのか」と考えるわけです。

さて、鏡で自分の顔が見えると言うことは、
「自分の顔から放たれる光が、鏡に反射して自分の目に入る」と考えれば良いです。

もちろん自分の顔が発光しているわけではなく、
ここまでは私も、特に違和感無しに理解できます。
問題は次です。

「顔の右側の光は、鏡の右側で反射し、顔の左側の光は、鏡の左側で反射して、目に入る。」
図で書くと、こんな感じでしょうか。

もうこの時点で、理解が遠のきますね。

なるほど、理屈は理解できます。
確かに、光の経路は間違っていないようです。そして鏡に映る像も理屈に合っています。ただし、本人と鏡に映る像は左右が反転してしまっています。

これを理解するためには、もう一段階ステップを踏み必要がありそうです。

お面で考える

ここから「元の景色の裏側」の話に入っていきますが、顔の裏側を考えるとグロいことになるので、お面で代用することにします。節分の鬼のお面で考えましょう。

お面を鏡に映して、先ほどと同じように光の経路を考えます。
貴方は、お面の後ろから鏡を見ているとしましょう。

この状態で、お面だけを鏡に近づけていっても、貴方が鏡に映るお面を見る光の経路(先の図で言うところのオレンジの線とミドリの線)は、基本的には変わらないですね。

では、思い切ってお面だけを光の経路に沿って、鏡にくっつけてしまいましょう。
下の図のように、右側にお面を光の経路に沿って鏡に張り付くまで近づけると、お面の裏側が見えることになるはずです。

ここまで来たら、後の話は簡単です。
光の経路から考えて、私たちが鏡で見るモノの形は、お面を裏側から見ているようなモノです。
お面を裏側から見ると、正面から見るのと比べて、形は反対ですよね。

今はお面という物体を近づけましたが、実際に鏡に到達するのは、「お面の表面からの光」だけです。
光だけなら裏側などないので、お面の色も見え、鏡に映ったお面が「こちら」を向いている用にしか思えません。しかし実際、鏡に見えていた鬼の面は、「あちら」(鏡の奥)を向いている訳です。

さて、これで冒頭の「裏側の景色」の意味が理解できるようになってきます。
お面があちらを向いており、こちらに裏側しか見せていないのであれば、ちゃんと振り向いてもらうのが正しい姿な訳ですが、お面の表面と裏面は、形が逆です。

つまり結論は・・・?

私たちはお面が発する「光の裏側」を見ているのに、ついお面の「表側を見ているように思い込んで」いるので、鏡が左右逆に写すと思ってしまうのです。

うん、長年の違和感が少しスッキリしました。
今日はちょっとだけよく眠れそうです。

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